ARMS(アームズ)(皆川亮二著)1~22巻 感想

まずは粗筋を。
以下ネタバレを含むかも。

「事故」や「事件」に巻き込まれて失った身体の一部に、義手や義足ではなくナノマシンの集合体を移植され、それにより世界規模の陰謀に巻き込まれて行く少年少女たちの物語である。物語のモチーフとして、『不思議の国のアリス』や『鏡の国のアリス』などのルイス・キャロル作品が用いられている。

引用はwikipediaの該当項目より。


ということで、過去の名作を読みました。
個人的に面白さは100点満点で82点くらい。


この漫画で感じたテーマは核兵器を持ち、自らを滅ぼせる力を持つようになった「人間」は、変わるべきなのか、
ってこと。
その結末をここで語ることはしませんけども。


結局、莫大な力をもってしても、敵わないものがあり、叶わない願いがある、ということがわかる作品だと思います。
そのために、人間はどうやって生きていくべきなのか。
月並みですがそれが大切なんでしょう。


「ARMS」の能力も魅力的なものが多種多様にあり、作られた天才やサイボーグ、強化人間などが出てくる
バトルシーンも読み応えがあり、面白かったです。


ただ、普通に人が焼け死んだり、真っ二つにされたりするんで、グロいシーンが多くなりがちですが。


完全版まで発売されてることもあり、総合的に、かなり楽しめる作品だったと思います。