西沢さんのテストって難しくない??

以前の感想でちょこっと触れましたが西沢さんの
やってる勉強はかなり難しいと思います。
てことで、ネタ企画として突っ込みつつ色々解いてみました。



9巻77ページ5コマ目の西沢さんが使ってるテキスト。

まず、これの3番の(1)の問題って双曲線じゃ。
双曲線っていうと理系の人しか習わない関数で
しかも、高校数学の最後の分野である式と曲線(数学C)
の範囲に当たるんですが、、
・・・ま、西沢さんは理系のようです。
ちなみにこの式が表す双曲線は↓

手書きな上無駄に下手ですみません、、


にしても、このテキストの1番、西沢さん間違えまくり、、
どうして2次関数と直線の式しかないのに反比例のグラフが
描かれているかは多分永遠の謎。
ここの1番は普通に高1の履修範囲ですね。
これくらいは正解するべきかも、、



で、今度は10巻80ページの4コマ目の学年末試験


で、この学年末試験、普通に難しいです。
絶対普通の高1では解けません。
まず、1番の(1)(2)は三角方程式。
答えは
(1)解なし
(2)2nπ(nを整数とする)
になるハズです。
まあ、これは解こうと思ったら高1でも解けるかも知れませんが、、
1番の(1)から模範解答が「解なし」って、、、
そんな嫌らしいテストは日本全国の高校を探してもそうそう無いですよ?
にしても西沢さん、三角方程式を解くのにどうしてe(自然対数の底のこと)
をつかって解いてるんやろう、、、
ちなみにこれは数学2の範囲なんで一般的には高2で習うべき範囲ですね。
eは数学3の範囲になりますが。


2番は微分可能の問題。
これ、、ムズ過ぎ。
正直、自分にもできません。
ていうか、これだけじゃ、問題に欠陥がある気がしますが。
最低f(x)が何次式かは言ってくれないと、、
ちなみに、この問題、「関数の極限」と「微分法」*1(ともに数学3)という2分野に
またがってるんで、難度はかなり高いはずです。
ていうか、本当にこの条件だけで解けるんかな、、、?


で、右の方にある5番も「微分法」の問題。(数学3)
問題文は次の関数の極と○○を求めよ、と言った感じでしょう。
で、これも割とエグイ。
問題的にはよくある問題って感じですが、計算がものすごい。
こんなの3問もあったらやってられないって、、



まとめ
・西沢さんのテストはあり得ない
多分、西沢さんは頭悪くないです。
このテストを作った教師がバカなだけなんです。
「こんなの解ける人いないんじゃないいかな!?」と、
言ってますが普通の高1なら解ける人はいないはずです。


・西沢さんは理系である
いや、数学3Cっていうのは文系ならやらなくて良いんですよ。
やらなきゃならないのは理系だけなんです。
で、西沢さんのテスト数学3Cばっかりだったので。。

*1:微分は数学2でもやりますが、これは数学3の分野です