172話を元にアーたんについて考えてみる。

今回アーたんについて分かったこと。
アーたん、とハヤテは親しかった。


・・・・いや、石を投げないで・・・


で、多分、これは意味の違う親しさ。
だって、ハヤテが本気で後悔してるんですよ?
「仕方がない」と思わずに。
親に捨てられた時でさえ、「仕方がない」と思えたのに。
(最低、表面上はそう。)
涙を流すほど後悔してる。
で、「ハヤテ・・・私とあなたはずっと・・・」というセリフ。
ナギにいった「過去でも未来でも僕が君を守るから。」と、被る。
これは、ミコノス島でいったセリフですけどね。
あ、下田でもおなじようなこといってたな、確か。


で、ここでハヤテは自分の否を認めてる。
「正しかったのは彼女で間違ってたのは僕だ・・・」
まあ、何が間違えていたのかはわかりませんが。


もしかしたら、今のハヤテとナギと、昔のアーたんとハヤテの関係は同じなのかもしれない。
今のハヤテ=昔のアーたん
今のナギ=昔のハヤテ
って感じで。


とりあえず、昔のハヤテはアーたんに頼りっきりだったんじゃないかな〜、
みたいなことは感じてます、あくまでも何となくですが。
で、どうなったかはわからないけど今まで守ってくれてたアーたんと、
ケンカ別れしてしまったんでしょうね。
しかも、ハヤテが何かの選択を間違えて。
でも、それを今まで、ハヤテの方はお互いに非がある、ただのケンカ別れだと思っていて。
それか、思おうとしていて。
でも、今になってやっと気づいたってとこでしょうか?


ちなみに、こう考える理由は、ハヤテが「僕はハブられるの慣れてますから」
みたいなコトを言ってたのも関係しています。
アーたんがいたうちは一人ではなかったはずだから。
唯一の友達だった可能性もあるから。
ひどい親を持ったハヤテの幼いうちの心のよりどころだったかもしれないから。


となると、間違えていたのは対等な関係でなさすぎた、ことかな?
でも、「もういい!! だったら勝手にしろ!!もうお前なんか…!! ハヤテなんか……!!」
と、アーたんが言ってたのを考えるとなぁ・・・
別れる時に、きちんと別れれなかったとか?


今のナギとハヤテも多分同じ、ですよねえ。
ナギが主なんであくまでもナギが立場は上だけど。
それでも、ハヤテがいなくなれば1巻のときと同じなら、
笑えなくなってしまう、はずやから。
今は、お金のことがあるから、相互依存ですが。


で、まあ、流れとして、アーたんとハヤテの関係におけるハヤテのトラウマは
近いうちに払拭されるとは思います。


でも、たぶん関係が戻ることはない・・・だろうね。
「一期一会」とか言って。


で、あと、イメージが被るのは、ナギと姫神の関係。
これも、ナギがなんかを間違えたんちゃうかな〜、みたいな?


となると、これはナギとハヤテの二人にとってのやり直しの物語になるわけですが。
一方がかばう側になって、一方はかばわれるままで。
ここで、選択を今度は間違えないように、みたいな?
・・・えっと、ひぐらしと被りすぎですねorz


それと、アーたんとヒナギクが対比される存在なら、
このアーたんの話にかかわってくるべきはヒナギクなんでしょうね。
アーたんのトラウマを払拭してくれるのがヒナギクなのかも。
過去を気にしすぎても仕方がない、ってことをヒナギクに悟らせたのはハヤテ、だから。
で、ヒナギクにつなげるために、今回、ヒナギクと親しい泉に地雷を踏ませといた、と。


とりあえず、ハヤテが自分の過去を涙を流すほど後悔してたのに
驚いたのが第一印象でした。
多分本当にいろいろあきらめてきて、自分の親のことまで
あきらめるくらい精神が成長してた、はずなのに。


ではでは、この辺で。